対応ポストプロセッサー

溶接アドインは、シミュレーションとオフラインプログラミング機能を提供します。命令は、ロボットコントローラに固有の出力プログラムに追加されます。溶接アドイン命令をサポートするポストプロセッサが増えています:

1.ABB RAPID IRC5

2.ABB RAPID S4C

3.ファナックR30i

4.川崎

5.KUKA KRC2 DAT

6.モトマン

特定のコントローラにサポートを追加する場合は、お問い合わせください。

ABB溶接テンプレート

テンプレート abb_ws.csv、abb_wc.csv、abb_we.csv は、それぞれ溶接開始 (ArcLStart)、溶接継続 (ArcL)、溶接終了 (ArcLEnd) コマンド用の ABB 溶接テンプレートとして使用されます。これらのテンプレート内のパラメーター 'Seem'、'Weld'、'Weave' は、実際のコントローラー上の対応する溶接変数の名前と等しくなければなりません。

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ファナック溶接テンプレート

fanuc_ws.csvおよびfanuc_we.csvテンプレートは、それぞれArcStartおよびArcEndコマンド用のファナック溶接テンプレートとして使用されます。ArcStartは、プロセス内で溶接モードを直接変更するために再度使用できます。これらのテンプレート内の「Weld」および「Weave」パラメーターは、実際のコントローラー上の対応する溶接変数の値と等しくなければなりません。

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カワサキ溶接テンプレート

テンプレート kawasaki_ws.csv、kawasaki_wc.csv、 kawasaki_we.csv は、それぞれ溶接開始(WS)、溶接続行(WC)、溶接終了(WE)コマンド用の川崎溶接テンプレートとして使用されます。これらのテンプレート内の 'Weld' および 'Crater' パラメーターは、実際のコントローラー上の対応する溶接変数(例えば W1SET および W2SET 数)と等しくなければなりません。

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ヒント: RoboDKの「コード挿入」命令を使えば、溶接パラメータを持つW1SET命令やW2SET命令を追加することができます。

注:RoboDKの溶接コマンドはそれに続くムーブに適用されますが、AS言語の溶接コマンドはムーブの溶接パラメータをそのコマンドで指定された位置に設定します。

KUKA溶接テンプレート

kuka_ws.csv およびkuka_we.csv テンプレートは、それぞれ ArcStart および ArcEnd コマンド用のKUKA 溶接テンプレートとして使用されます。ArcStartテンプレート内のパラメータは、実際のコントローラ上の対応する溶接変数の値と等しくなければなりません。

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モトマン溶接テンプレート

テンプレートmotoman_ws.csv、motoman_wc.csv、motoman_we.csvは、それぞれ溶接開始(ARCON)、溶接続行(ARCSET)、溶接終了(ARCOF)コマンド用のMOTOMAN溶接テンプレートとして使用されます。これらのテンプレート内のパラメーター 'ASF'、'ACOND'、'AEF' は、実際のコントローラー上の対応する溶接変数の値と等しくなければなりません。

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