新しいロボットツール(TCP)は、以前に読み込まれた立体からRoboDKに読み込むか作成できます。
次の手順を辿ってオブジェクトを読み込み、ロボットツールとして設定します:
1.ファイル➔開くを選択(前の項目で説明されているように)
2.Paint gun.stlファイルを選択してオブジェクトとして追加してください(ロボット土台の参照系に追加されます)
3.次の画像で示すように、プロジェクトツリー内のロボットアイテムにオブジェクトをドラッグアンドドロップしてください。
新しいツールは、.tool形式で読み込みまたは保存できます。
RoboDKはデフォルトで、TCPの位置を[X,Y,Z]=[0,0,200] mmに設定します。これは、次の画像に示すように、座標を手動で入力するか、ALT+Shiftキーを押しながらTCPを移動することができます。
1.Alt+Shiftキーを押すか、ツールバーで示されたボタンを選択してください
2.次の画像で示すように、水色の平面(TCPのXZ平面)を選択し、TCPをスプレーガンの表面に向かってドラッグします
3.緑の丸い矢印(Y軸を中心の回転)を選択して、Z軸を外側に向けます
4.座標の大体の値が分かったら、ペイントガンオブジェクトをダブルクリックして、これらの値を手動で修正することもできます。マウスホイールを各枠の上で使って、メイン画面上の位置をすばやく更新できます。
この時点で、ステーションを保存できます:
1.ファイル➔プロジェクトを保存(Ctrl+S)を選択
2.ファイルを塗装プロジェクト.rdkとして保存します。ウィンドウのタイトルとステーション名前が更新されます
別のツールに対してツール(TCP)を参照することができます。例えば、特定のスタンドオフを定義したり、または参照系かツールホルダーに対してカッターを配置したりできます。
これらの手順では、2番目のTCPを最初のTCPに対してZ軸に沿って150 mmの位置に追加する必要がある事を想定しています:
1.ロボットを右クリック
2.ツールを追加(TCP)を選択します。Tool 2という新しいアイテムが表示されます。
3.この新しいTCPをダブルクリックしてください
4.次を基準にツールの中心点を配置➔ペイントガンを選択してください
5.座標Zを150 mmに入力し、他の位置と回転を0に設定してください。
この項目で定義されたTCPに対するこの新しいTCPは、次の項目では削除されます。
ツールの立体をRoboDKに読み込む際に、ロボットフランジ(アダプターの参照系)に対して立体の位置が一致しない場合があります。次の手順では、ツールがZ軸を中心に180度逆に取り付けられていることを予想して修正を行います:
1.ツールの詳細ウィンドウでその他の設定を選択します
2.次の画像で示すように、ペイントガンの立体設定の黄色の枠(Z回転)に180と入力します。マウスホイールを各枠の上で使用して、メイン画面上の位置をすばやく更新できます。