メインメニューは次の部分に分かれています:
1.ファイルメニュー:新しいファイルのインポート(3D形状、ロボット、ツール、ツールパスなど)やRoboDKプロジェクトを開いたり保存したりできます(RDKファイル拡張子)。
2.編集メニュー:アイテムまたは複数のアイテムの切り取り/コピー/貼り付けと元に戻す/やり直し動作ができます。
3.プログラムメニュー:オフラインプログラミング(OLP)の為、ロボットプログラムを作成または編集と関連するその他の設定ができます。
4.表示メニュー:3D空間でナビゲートし、特定のビューを設定するための便利な動作があります。
5.ツールメニュー:衝突のチェック、測定点、またはメイン設定を開くなどの一般的なツールが使用できます。
6.ユーティリティメニュー:ロボットを製造操作に使用する、TCPまたは参照系を調整する、ロボットを3Dプリンターまたは5軸CNCとして使用する、ロボットを調整するなど…の特定の操作ができます。これらの操作には、特定のライセンスオプションが必要な場合があります。
7.接続メニュー:ロボットや測定システムに接続したり、カメラをシミュレートしたりできます。
8.ヘルプメニュー:オンラインドキュメンテーショ(F1)を開いたり、更新を確認したり、ライセンスの設定ができます。
ファイルメニューからドキュメントを開いたり、保存したり、エクスポートしたりすることができます。
新しいプロジェクトは、ツリーに新しいプロジェクトを追加します。プロジェクトは一つのRDKファイルとして読み込みまたは保存できます。RDKファイル(RDK拡張)は、ロボットとオブジェクトに関するすべての情報を保持しているため、インポートされたアイテムの個別のコピーを保持する必要はありません。
開くは、新しいRoboDKファイル(RDK プロジェクト)を読み込むか、ロボットファイルの.robot、オブジェクトのSTEP/IGES/STL、ツールファイルの.toolなどの、認識されているファイル形式をインポートします。
オンラインライブラリを開くは、オンライン上のライブラリが新しいウィンドウで表示されます。
プロジェクトを保存はRDKファイルを保存します。プロジェクトを…として保存を選択すると、ファイルの保存先が指定できます。
シミュレーションをエクスポートは、特定のプログラムまたはシミュレーションを3D PDFまたは3D HTMLファイルとしてエクスポートします。例。
元に戻す(Ctrl+Z)およびやり直し(Ctrl+Y)動作は、編集メニューからアクセスできます。元に戻す動作の履歴も利用可能で、変更を前または後に進めることにより、選択した動作の特定の状態に戻すことができます。
プロジェクトツリーから一つまたは複数のアイテムの切り取り(Ctrl+X)、コピー(Ctrl+C)または貼り付け(Ctrl+V)をすることも可能です。アイテムをコピーすると、それに関連付けられているすべてのアイテムもコピーされます。
プログラムメニューは、オフラインプログラミング(OLP)およびプログラム生成に関するすべての操作が含まれています。新しいプログラム、参照系、ターゲット、またはツールをロボットに追加することができます。これらのオフラインプログラミングコンポーネント(参照系、ツール、ターゲットなど)は、オフラインで生成されたすべてのプログラムに表示されます。
参照系を追加は、新しい参照系をプロジェクトルートまたは選択された別の参照系に、付属して追加されます。
ツールを追加は、新しいTCPをロボットに追加します。新しいツールを追加するには、立体は必要ありません。複数のツールは、一つのツールと繋がっている同じ立体のさまざまな部分を参照にできます。
ターゲットを教える(Ctrl+T)は、有効なロボットツールの為、有効な参照系に新しいターゲットを追加します。有効な参照系と有効なツールは、ロボットパネルで選択できます。参照系またはツールを右クリックして有効にすることもできます。
表面上にターゲットを教える(Ctrl+Shift+T)は、オブジェクト上の点を選択してターゲットを簡単に作成できます。この項目に例があります。
プログラムを追加は、RoboDKのグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を使用して作成できる新しいプログラムを追加します。このタイプのロボットプログラムを作成または編集するには、プログラミングの経験は必要ありません。ロボットプログラムは、特定のロボットの為に自動的かつ簡単にシミュレーションおよび生成できます。
オフラインプログラミングドキュメントのプログラムの指示項目では、GUIで利用可能なプログラムの指示についての詳細を示します。
Pythonプログラムを追加は、RoboDK APIにリンクするサンプルPythonプログラム/マクロ/スクリプト/モジュールがプロジェクトに含まれます。RoboDK APIを使用するPythonプログラムで、通常のプログラミングコード(Python)からロボットプログラムを作成することができます。これらのプログラムを特定のロボットコントローラに展開することができます。GUIプログラムを拡張する為、特定のタスクをシミュレートすることもできます。これらのタスクは、オフラインまたはオンラインプログラミング用にロボットサブプログラムであることがあります。それか、ピックアンドプレースシミュレーション用にランダムに自動でオブジェクトを表示などの特定のイベントをシミュレートします。Pythonプログラムはプロジェクトに埋め込まれたテキストファイルのようなもので、RoboDKの特定のタスクを自動化するPythonコードが含まれています。デフォルトでRoboDK APIはPythonを使用してデプロイされますが、RoboDKとのインターフェースに他のプログラミング言語も使用できます。
最後に、ポストプロセッサーを追加または編集ができます。ポストプロセッサは、特定のロボットコントローラ用にプログラムを生成する方法を定義し、ベンダー固有の構文に対応できるようにします。ポストプロセッサは、オフラインプログラミングのプロセスの最後のコンポーネントです。
三次元での移動に必要なほとんどの操作は、表示メニューから利用できます。このメニューから、回転、パン、ズームを行うことができます(3Dビューを右クリックしても)。これは、ラップトップのタッチパッドを使用して三次元でナビゲートする場合に役立ちます(マウスの代わりに)。
どの方向にも自由に回転できるようにするには、次の設定でチェックを外します:表示➔回転を揃える。それ以外の場合は、デフォルトでXY平面を水平に保つため、RoboDKがプロジェクトの参照をロックします。
アスタリスクキー(*)を押して、ロボットの作業スペースを表示または非表示にすることができます。F7キーを押して、表示と非表示のアイテムの間を切り替えることもできます。
3Dビューのスナップショット、ロボットトレースの有効化、衝突チェックの有効化、点座標の測定など、一般的なツールはツールメニューで使用可能です。
トレースの有効化は、すべてのロボットが移動する際にトレースを表示します。
衝突チェックは衝突のチェックを有効または無効にします。衝突チェックを有効にすると、衝突状態にあるオブジェクトが赤で表示されます。衝突マップでは、どのオブジェクトとの衝突をチェックするかを指定できます。
色の変更ツールは、ロボットとオブジェクトの色が変更できる小さなウィンドウが表示されます。表面上の法線ベクトルを反転することもできます。
測定は、ローカルの参照系またはプロジェクトの参照系(絶対測定)に対して三次元で点の測定を可能にするウィンドウを表示します。
ツール➔言語で望ましい言語を選択して、RoboDKアプリケーションの言語を指定することができます。RoboDKは選択された言語をすぐに表示します。
ツールバーのレイアウトは、ツールバーをデフォルトの設定に戻せます。または、より基本的かより高度なツールバーを使用するかを指定することもできます。
設定を選択して、メイン設定ニューを開きます。詳細については、設定メニュー項目へ。
ユーティリティメニューでは、特定のタスクが行えます:
ツールの座標系を定義(TCP)では、実際のセットアップのデータを提供することで、ロボットTCPを調整することができます。例えば、さまざまな方向から特定の位置に到達するための関節の構成を提供して調整します。この手順は通常、ほとんどのロボットティーチペンダントから利用できます。RoboDKは、必要な数の構成でTCPを調整できます。より多くの構成を使用すると、より正確なTCPの値が得られます。TCPの調整の詳細を読む。
参照系を定義は、ロボット土台の座標系に対して参照系が識別できます。これにより、実際のセットアップから仮想空間にパーツを正確に一致させることができます。参照系の調整の詳細を読む。
外部軸を同期は、一つ以上の外部軸とロボット機構としてロボットを設定します。詳細については、外部軸項目へ。
ロボット加工プロジェクトは、機械のツールパスを簡単にロボットプログラムに変換します。RoboDKは、一般的なG-codeやAPTファイルなどの、CAMソフトウェアを使用した5軸のCNC用に作成されたプログラムのインポートができます。RoboDKを使用すれば、これらのプログラム/ツールパスは簡単にシミュレートやロボットプログラムに変換できます。詳細については、この項目へ。
曲線を辿るプロジェクトは、ロボット加工プロジェクトに似ていますが、立体から抽出された曲線をツールパスとして選択できます。曲線をインポートを選択して、CSVまたはTXTファイルから三次元の曲線(3Dカーブ)をインポートすることもできます。これらの曲線は、XYZ点の一覧として提供する必要があり、必要であればIJKベクトルを提供する事もできます。詳細については、曲線を辿るプロジェクト項目へ。
点を辿るプロジェクトは、ロボット加工プロジェクトに似ていますが、立体から抽出された点を選択して、ロボットツールパスを簡単に作成できます。点をインポートを選択して、CSVまたはTXTファイルから三次元にある点をインポートすることもできます。これらの点は、XYZ点の一覧として提供する必要があり、必要であればIJKベクトルを提供する事もできます。詳細については、点を辿るプロジェクト項目へ。
3Dプリントプロジェクトを選択して、特定のオブジェクト用のロボット3Dプリントプログラムを生成します。オブジェクトは、RoboDKプロジェクト内で利用可能な必要があります。3Dプリントのツールパスは、スライサーを使用して裏でG-codeに変換され、3軸加工のツールパスのように扱われます。詳細については、ロボット3Dプリント項目へ。
ボールバー精度テストは、テレスコーピング・ダブル・ボールバー・デバイスを使用してロボットの性能がチェックできます。ロボットボールバーテストの詳細については、以下をご覧ください:https://robodk.com/ballbar-test。
ロボットの調整は、ロボット精度の向上とロボット誤差のパラメーターを見つける為、ロボットの調整プロジェクトを設定します。調整されたロボットは、RoboDKのオフラインプログラミングプロジェクトで使用できます。通常はロボットのモデルによって、ロボットの調整でロボットの精度を5倍以上改善します。ロボット調整は、ロボット測定を行うために測定システムを使用する必要があります。ロボットの精度と再現性は、調整の前後にISO9283でテストできます。ロボットの調整と性能テストの詳細については、以下をご覧ください:https://robodk.com/robot-calibration。
ロボットとの接続と、ロボットIP、FTPユーザー名、FTPパスワードなどの接続パラメーターを入力することができます。ロボット接続を設定すると、FTPパスでプログラムを転送したり、直接PCからプログラムを実行したりできます。
エンドユーザーから新しいロボットドライバーが開発できます。詳細については、ロボットドライバー項目へ。
レーザートラッカーやCreaform Optical CMMなどの測定システムに接続することもできます。これにより、ロボットの調整と性能テストを完全に自動化できます。
ヘルプ(F1)このドキュメンテーションをオンラインで開きます。ドキュメンテーションのPDF版は、各項目の上からダウンロードできます。F1を押すと、RoboDKは現在選択されているアイテムに関するヘルプトピックを表示します。
更新の確認...を選択して、更新があるかどうかを確認します。推奨するアップデートがメッセージで表示されるか、現在のバージョンがすでに最新であることを通知します。メッセージが表示されない場合は、ファイアウォールがRoboDKとインターネット間の通信をブロックしていることになります。